なぜメンタリストDaiGoが今更炎上したのか?
メンタリストDaiGo氏が炎上している。
DaiGo氏は自らのYoutubeチャンネルで生活保護受給者・ホームレスに対して「必要のない命は僕にとって軽い」、「ホームレスを助けるくらいなら猫を助けるべき」、「ホームレスっていないほうよくない?邪魔だし、臭いし、プラスにならないし」等と述べ、その発言に批判が集まっている。
当の本人は炎上した翌日に「個人の意見だから謝罪しない」とツイートしつつも、数時間後にそのツイートを削除して、謝罪放送を行った。
私もDaiGo氏の動画はたまに見ていたのだが、今回に限らず以前から差別的な発言が多く、いつ炎上してもおかしくない状態だったと思う。
では、なぜ今のタイミングで炎上したのか?
それは所謂「切り抜き動画」の普及である。
「切り抜き動画」とはもともとは数十分、または数時間ある動画の要点だけまとめて数分の動画にしたもので、短い時間で手軽に情報を得られることから最近人気を集めている。
DaiGo氏が普段アップロードする動画は数十分のもので、以前から差別的、侮辱的な発言があったがあまり炎上しなかった。
結局数十分の動画を視聴するなんてことはDaiGo氏にある程度の興味がある者しか出来ないため、問題発言があっても「またDaiGoが変なこと言ってるな」で済まされていたのである。
しかし、切り抜き動画として多くの人に視聴されることにより今回の炎上が起こった。
「切り抜き動画」は最近の動画だけでなく、10年以上前の対談動画をまとめたものも多い。
今後、著名人が過去の思わぬ発言で炎上するということも増えそうだ。
問題の切り抜き動画
メンタリストDaiGoがすべての仕事を失ったとしても圧倒的勝ち組であることは揺るがない
メンタリストDaiGo氏が炎上している。
DaiGo氏は自らのYoutubeチャンネルで生活保護受給者・ホームレスに対して「必要のない命は僕にとって軽い」、「ホームレスを助けるくらいなら猫を助けるべき」、「ホームレスっていないほうよくない?邪魔だし、臭いし、プラスにならないし」等と述べ、その発言に批判が集まっている。
※詳細を知りたい方は以下のニュースへ
このDaiGo氏の発言にはもちろん私も賛成できない。
しかし、この炎上騒動でDaiGo氏がすべての仕事を失ったとしてもDaiGo氏が圧倒的な勝ち組であることは揺るがない。
DaiGo氏Youtube・ニコニコ動画配信だけで1億円以上、Dラボの運営で約8億円を稼いでいる。
そしてこれが年収ではなく月収だから驚きだ。
ここから税金や経費を引いたとしても、もうすでに何十億(ひょっとしたら何百億)という資産を築いているのだろう。
今ニートになったとしても曾孫の代まで遊んで暮らせるような資産だ。
DaiGo氏が圧倒的な勝ち組であることは揺るがない。
加えて彼にはお金に対する執着心がある。
数年前のニコニコ超会議というイベントにDaiGo氏も参加していた。
そこで彼は「人生相談5分1万円」と言って会場を練り歩いていた。
ビックリするような値段だが、そのころすでに動画配信でかなりの知名度があったので、実際にこの人生相談を依頼していた人は結構いたようだ(私も会場でDaiGo氏が人生相談を受けているのを見た)。
同会場でDaiGo氏のトークが終わった後に
「この後、打ち上げ行く人いる?」
「会費は10万円」
「もう店予約するから絶対行く人だけ手をあげて!せーのっ!」
とDaiGo氏がいうと驚くことに10人くらいがスッと手を挙げていた。
さらに驚いたのは手を挙げたのが金持ちそうなおじさん・おばさんではなく、みんな普通の大学生の様な人たちだったのだ。
数年前から、もう何をやっても金になる状態だったのだ。
この人気というか、金を得る力は本当にすごいと思う。
しかし、それは別として今回のDaiGo氏の発言には私も賛成できない。
居酒屋でただのおっさんが喋っているのと、DaiGo氏の様に影響力のある人間がいうのでは全然違う。
雰囲気の力は大きい。
ホームレス・生活保護者はいらないという雰囲気が出来れば必ずヘイトクライムも増える。
実際に障碍者の殺人事件やホームレスの暴行も動機はまさにDaiGo氏の思想そのものだろう。
DaiGo氏は「個人の考えを述べただけだから謝罪はしない」と言っているようだが、今回の件は影響力がある人間が言ってはいけない言葉だった。
ホームレス・生活保護者はいらないという雰囲気をつくらないためにも謝罪すべきだと思う。
旅行気分にさせてくれる一人旅ツイッタラーのススメ
昨年から続くコロナ禍で観光産業は大打撃。
旅行好きの方にとっても非常につらい時代だ。
かくいう私も一人旅が大好きなので、以前なら連休前はどこに行こうかとソワソワするものだったが今は外出を控えて悶々としている。
そんな時にまるで一人旅に出ている気分にさせてくれるツイッタラーたちがいる。
今日は私が特によく投稿を見ている3名の方を紹介したい。
①壊れかけのRadioさん
まず1人目は壊れかけのRadioさん(@k_radio6924)だ。
さて、今日の旅を始めよう。#2021帰郷 pic.twitter.com/kGi4vmjl7O
— 壊れかけのRadio (@k_radio6924) 2021年3月7日
この方はなんといっても2021年2月~3月に投稿された「帰郷2021」だ。
「帰郷2021」とは壊れかけのRadioさんが仕事を退職し、北海道から地元の山口に帰るまでの27泊28日の長い旅の記録だ。
見ればわかる良さなので余計な説明はしない。
ぜひTwitterで「帰郷2021」を追いかけてほしい。
②りんさん
二人目はりんさん(@kaga_rin0321)である。
この方は毎週のように旅に出ている。
そして魅力はとにかく異常なまでに歩くのが好きなところである。
撮った写真も車や電車からとったものではなく徹底して歩行者目線。
ゆっくり歩いていないと気が付かないような街の風景に癒される。
出雲市 大社町鷺浦 pic.twitter.com/1Zvzxlw4ai
— り ん (@kaga_rin0321) 2021年7月25日
③たまさん
三人目はたまさん(@tama1sm)である。
これが高知の夏だ pic.twitter.com/d5o5TVmU0A
— たま (@tama1sm) 2021年7月27日
この方は8月5日時点でフォロワー181人と上記の二人と比べると少ない。
ただ今後間違いなくフォロワー数千人、ひょっとしたら万を超えるかもしれない。
魅力は何といっても写真の良さだ。
— たま (@tama1sm) 2021年6月7日
ロードバイクで旅をしているようで絶景の写真が素晴らしい。
ちなみに自転車は「TADA」というロゴから兵庫県三田の自転車工房「自転車工房eco」のもののようだ。
オリジナルフレームのロードバイクで旅をするなんて実に贅沢な時間の使い方だ。
どうだっただろうか?
この息が詰まるコロナ禍でちょっとした旅気分を味わえる素敵な写真ばかりである。
早くコロナが落ち着くことを切望する。
そしてその時には私もまた一人旅に出たいものである。
ワクチンを打つのはもう無理かもしれない
待ちに待った59歳以下で基礎疾患を持たない者のコロナワクチン予約開始日。
前日までにユーザー情報を登録し、市から通知されていた予約受付時間を待つ。
そして時間ちょうどに予約サイトを開いたところで俺は絶句した。
予約開始1分とたたない間に8月から10月の枠はすべて予約で埋まっていた。
11月、12月を見ると「この月は予約可能な日程がありません」と表示されている。
きっと現時点で接種が出来るワクチンの在庫が10月までで、そこから先は見えないのだろう。
政府から自治体へのワクチン供給が滞っているというのは紛れもない事実であった。
現時点で確保されているワクチンの在庫はわずか1分で底をついた。
そして俺はワクチン接種のチャンスを逃したのである。
状況を調べてみようとTwitterで「○○市 ワクチン」と検索してみたがやはり皆同じ状況のようだ。
予約サイトにすぐに見切りをつけ病院に何十件も電話したがダメだったという人もたくさんいた。
東京都の小池知事は「不要不急の外出自粛を徹底し基本的な感染対策を守ってほしい。ワクチンを若い人にも打ってほしい。若い人たちの行動がカギを握っているので、ぜひ、ご協力いただきたい」と言っている。
現場の状況がトップまで全く状況が伝わっていないのだろう。
若い人たちはワクチンを打ちたくても打てないのだ。
打ちたくなかったら予約開始1分で枠が埋まってしまうわけがない。
各自治体が菅総理に恫喝され、高齢者へのワクチン接種をなんとか終わらせたような形にしたものの、蓋を開ければこれである。
期待が大きかった分、落胆も大きい。
今年中にワクチンを打つのはもう無理かもしれない。
レビューがヤバすぎるラーメン屋に行った日の話から思うこと
昨日あるラーメン屋の話がnoteにアップされた。面白いので詳細はぜひ元記事を読んで欲しい。
思えばこういうハチャメチャな飲食店はめっきり少なくなった。
美味しいチェーン店の進出や、社会全体の常識やモラルの向上で減っていったのだろう。
もしドラの作者の岩崎夏海さんは著書『まずいラーメン屋はどこに消えた?』で、インターネットにより店の評価が見える化されたことにより不味いラーメン屋は淘汰され、結果として一定以上のレベル以上のラーメン屋だけが残ったと述べている。
こういう店は地元の人だけの知る人ぞ知るお店だったのだろう。
しかし、今後はインターネット上でシェアされ、昔懐かしいハチャメチャなお店として人気を集めるかもしれない。
新型コロナ感染拡大によるオリンピック中止はありえない
新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない。
7月28時点で全国の感染者は9,675人、東京都だけでも3,177人だそうだ。
(引用元)
もともとオリンピックに興味が無い身としては早々に中止してほしいところだが、おそらく中止はありえないのだろう。
なぜなら、始まる前に止めるよりも、始まったものを途中で中止する方がずっと難しいからだ。
開催前からあれだけ反対があったにも関わらず開催を強行したということは、この先何があっても中止は無いという意思表示なのだろう。
その証拠に菅総理も中止は絶対にないと言い切っている。
菅総理はオリンピックと感染拡大は関係ないと言い切っているが本当にそうなのだろうか?
無観客のオリンピック自体で感染することはなくとも、「オリンピックやってるし遊んでいいだろ!」という雰囲気づくりに一役買っている気がするが…
とにかく今わかっていることは「新型コロナ感染拡大によるオリンピック中止はありえない」ということだけである。
コロナウィルスに感染し苦しんでいる方には忍びないが俺自身は早くワクチンを打ちたい。後遺症になんてなりたくない。
小山田圭吾問題は大会組織委員会が一番悪い
ついにオリンピックが始まった。
開催自体の反対や開催直前に辞任・解任騒動など色々あったがついに幕を開けたわけだ。
私自身はオリンピックにあまり興味がなかったので開会式を観ていないのだが、知人に聞くところによると開会式ではゲーム音楽のほかクラシックの「ボレロ」や、ジョンレノンの「イマジン」が流れたそうだ。
国際的に知名度がある日本のゲーム音楽は良いとして、「ボレロ」や「イマジン」は正直謎の選曲だ。きっと本当は小山田氏が作った曲が流れる予定だったのだろう。
小山田氏のいじめ問題はとても許されるものではなく、辞任は当然だろう。ただ私が引っかかったのはオリンピック組織委員会のやっつけ仕事の方である。
小山田氏のいじめ問題は音楽好き・サブカル好きの間では有名で、確か以前からWikipediaにも乗っていたし、「小山田圭吾」で検索するとかなり検索上位に出てくるような状態だった。
小山田氏のいじめの件を知っていれば、障碍者のスポーツの祭典というパラリンピックには決して選定できない。
つまり大会のコンセプトにふさわしい人物か下調べもしないで適当に選定したのだろう。というか堂々と組織委員会の代表が「(いじめの件は)知らなかった」とまで言っていたし、やっつけ仕事と言わざるを得ない…
その結果、当然のように炎上した。
さらに一時委員会は養護までしていたが、騒ぎが海外にまで飛び火しそうになると今度は慌てて辞任させた。
コロナは予測がつかない問題だから対処が難しいのはまだわかるが、森氏や小山田氏の問題はコロナは関係なく起こっていただろうし、日本の事なかれ主義を改めてまのあたりにしたというか、オリンピックをとおして日本のダメな部分を再認識されているような気がしてならない。
なぜ組織委員会が痛烈に批判されないのか本当に不思議だ。
オリンピックのすべてを非難しているわけではない。選手の方には頑張って欲しいが、大会組織委員会には多額のお金をかけた分はしっかりやって欲しい。